鍛造って?小さな指輪に強度が必要?理由をご存知ですか?
私たちの身の回りにあるお鍋や車、機械の部品等、金属製品の製造方法には鋳造製法と鍛造製法があります。特に鍛造製法は金属の密度を上げ粘りや強度が増しますので、自動車部品や工具、包丁など、高い強度や安全性が求められる製品に用いられます。
そして実は婚約指輪や結婚指輪にも鍛造製法で作られるものがあります。果たして婚約指輪や結婚指輪に自動車部品に使われるほどの強度が必要なのでしょうか?
答えは「YeS!」なのです。
特に結婚指輪は日常的にずっと着けているものですが、主な素材である金やプラチナは大変柔らかい性質を持っています。ですので100%の金やプラチナでは強度に不安があるため、一般的には何パーセントかの割金と言われる他の強度のある金属を混ぜて宝飾品が作られます。例えば18金は75%が金で、残りの25%にパラジウムや銅などの金属が混ぜられます。
そのようにして金やプラチナにある程度の強度を持たせた上で結婚指輪のような宝飾品が作られますが、鍛造製法ですと、結婚指輪に造り上げる前にさらに地金に高い圧力をかけますので、金属内部の空隙が潰され、結晶構造が改良されるため、強度と靭性が向上します。イメージでいうならば、通常の地金が「おにぎり」だとしたら、鍛造製法の地金は「お餅」の状態になり、金属の密度が高くなりその分強度が上がるのです。
結婚指輪はいつも着けているので、意外と外からの力の影響を受けます。例えば通勤電車のつり革につかまっていて、急な揺れでつり革を持つ手の指輪の部分に強い圧力がかかったり、スーパーで沢山お買い物をして持っていたレジ袋が指輪の部分に当たったりのように、思わぬところで結婚指輪に圧力の負担がかかる機会があり、それが結婚指輪の変形につながります。
結婚指輪のメンテナンスでは「変形直し」は「サイズ直し」に次いで多く、中にはサイズ直しに持ってこられた結婚指輪に同時に変形直しが必要な場合も多くあります。
また、女性の結婚指輪には表面にダイヤモンドのような石がついているデザインが多いのですが、結婚指輪の「変形」はそれらの石が取れる大きな原因にもなります。
鍛造製法の丈夫な結婚指輪をお勧めする大きな理由は、garden岸和田本店で出会って頂いたお気に入りの結婚指輪をいつまでも安心して使い続けて頂きたいとの私たちの願いでもあるのです。
小さな結婚指輪も強度にこだわる事で、長い年月安心して愛着を持ってお使い頂けます。
是非その手でご試着になり、素晴らしい着け心地と一生モノに相応しい価値をご体感くださいませ。

| 店舗名 | garden本店 |
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